月: 2021年10月
はじめに
今回は簡単にセキュリティー対策のできるAWSの脅威検知サービスであるAmazon GuardDutyを紹介したいと思います。オンプレミスの時代と比べるとAWSなどのパブリッククラウドでは簡単にサーバーを立てることができとても便利な時代になりました。気軽に利用できるためセキュリティー対策ができてなくマイニングにされたり、高額請求されたなどの話はよく耳にします。
AWS ではセキュリティー対策として下記のような様々なサービスを提供しております。今回はこの中でも簡単始めることのできるGuardDutyについて説明させていただきます!
- ■ GuardDuty
- ■ Amazon Macie
- ■ AWS License Manager
- ■ Config
- ■ CloudTrail
- ■ AWS Security Hub
- etc....
Amazon GuardDutyとは
AWSアカウント、ワークロード、および Amazon S3 に保存されたデータを保護するために、悪意のあるアクティビティや不正な動作を継続的にモニタリングする脅威検出サービスです。悪意のある操作や不正な動作を継続的にモニタリングしてくれます。
機械学習、異常検出、および統合された脅威インテリジェンスを使用することで、潜在的な脅威を識別し、優先順位を付けてくれます。料金
Amazon GuardDutyの利用料金はAWS CloudTrail 管理イベント数、AWS CloudTrail S3 データイベント数、VPC フローログと DNS ログのデータ量に対して課金が行われます。
Amazon GuardDuty の料金
計算はしづらいですがかなり安いです!! また、1日あたりの合計推定コストはGuardDutyのコンソール画面で簡単に確認することができます。
Amazon GuardDutyの設定
GuardDutyはボタン1つで有効化することができ継続的にモニタリングをしてくれるため利用者側としては特に何もする必要はありません。しかし、注意していただきたいのはGuardDutyは攻撃や異変を検知するだけでその後の対応・対策はしてくれません。
また、Cloudwatchevent と SNSを連携することにより異変検知したらセキュリティー担当者へメールを送信させることができます。
手順はすごく簡単です。
- 1. Amazon GuardDutyを有効化にする
- 2. SNSトピックを作成する
- 3. Cloudwatchイベントを作成する
まとめ
Amazon GuardDutyはボタン一つで有効化することができ利用料金も比較的安いので全アカウント全リージョンで有効にすべきだと思います。
また、まだ利用されていない方は最初の30日間は無料で利用できるので是非試してみてください!
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